結納はどのようなもの?
結納は結婚する前に行うものですが、どのようなものかよく分からないという人もいるのではないでしょうか。
ただ、結納という言葉だけ知っているといった感じで…。
結納は、男性と女性の婚約を両家の間で確認し、婚姻関係を結ぶための儀式のことを言います。
日本では伝統として受け継がれており、結納品や結納金などの金品を納めるのが一般的です。
また、料理をもてなすということをするケースも。
都心部と地方で結納の認識が異なることもあり、進め方で難しいと感じる人もいます。
その辺りの準備をしておくと、スムーズに儀式を行うことができるのではないでしょうか。
結納の種類
結納は、男性と女性の婚約を両家の間で確認し、婚姻関係を結ぶための儀式のことをいいますが、種類があることをご存知でしょうか。
本来の形式である正式結納が一般的ですが、簡略化して行う形式の略式結納もあります。
正式結納は、仲人がそれぞれの家に行き来し、結納品を交わすことになりますので、両家が顔を合わせることはありません。
略式結納は、レストランなどで両家が顔を合わせて、結納品の受け渡しを行います。
両家顔合わせ会というやつですね。
新郎新婦、両家それぞれの都合などがありますので、適している方を選ぶのがいいのではないでしょうか。
結納をしないという選択肢
結納は堅苦しいイメージがあり、できればやりたくないという人もいるでしょう。
日本の伝統的な儀式ですので、以前はするのが当たり前のような状況でした。
しかし、ここ数年で結婚したカップルの調査によると、結納をしなかったと回答した人が75%。
しない人の方が多いというのが現状です。
結納をしないのはマナー違反という認識が薄れてきており、しないという選択肢ができるようになってきているのでしょう。
もちろん、結納をするという選択肢もアリですが…。
両家がどのようにしたいのかを話し合い、するかしないか決めるのがいいのではないでしょうか。